ハンディがパワーを生む
今日は、スポーツ平和サミットの中から、座談会の記事を掲載してます。
この模様もHANDA.TV で現在視聴可能です。
東日本大震災と福島第一原発の事故により、故郷を離れざる得なくなった福島県富岡一中と富岡高校の生徒たちと
指導されている教諭、ミシェルクワンさん、イベンダーホリーフィールドさん、そして深見先生との座談会です。
生徒や教諭の人たちの少し緊張しながらも、バトミントンにかける情熱が伝わって来る、熱い座談会となりました。
ミシェルクワンさん、イベンダーホリーフィールドさん、深見先生と、あたたかいアドバイスと励ましの言葉をかけてあったのが、見ていて胸を打ちました。
スポーツの分野こそ違いますが、世界のスーパースターとのふれあいは、富岡の生徒たちに力強い勇気をもたらしてくれたのではないでしょうか。
富岡の生徒たちは、現在、野口英世で有名な猪苗代町で練習に励んでいるそうです。
地元のあたたかい声援と協力をうけながら、しかし練習量は思うように確保できず、
転校してしまう仲間もいたりと、苦しい心境も吐露されていました。
この苦労を絶対に乗り越えてほしいなーと思ってみてました。
避難先は、ワールドメイトでもなじみのある磐梯山の近くらしいので、余計に親近感を感じてしまいます。
そして、気になったので、その後の富岡一中と富岡高校の試合を調べてみると、すごい結果でした。
富岡一中は、8月下旬の第43回全国中学校バトミントン大会で、団体戦3年連続の男女アベック優勝という快挙をなしとげていました。
さらに男子ダブルス、女子シングルスでも栄冠を手にし、4冠を達成しました。
富岡高校も男子は決勝で高校総体8連覇中の埼玉栄高を激戦の末下し、初優勝を果たしました。
女子は決勝に進出しましたが、惜しくも破れて準優勝です。
男子はダブルスも優勝し、シングルスでも準優勝と3位に入ってます。
女子もシングルス3位に入りました。
ハンディを乗り越えての、すばらしい活躍ですね。