新書判-死ぬ十五分前に読む本


さてと、今日もワールドメイト深見東州先生の書かれた本の紹介をします。

今回紹介する本は、ここに掲載している新聞広告を見ると、最近、アマゾンの新書の人文思想部門で一位になったそうです。

タイトルがお洒落で、「死ぬ十五分前に読む本」となってます。初版はかなり前になるかと思いますが、タイトルのネーミングが面白いというので、有名なコピーライターだったかな、その年のベストに選んでいた記憶があるんですが、詳しくは忘れました。


まぁ、「死ぬ15分前なんかに本が読めてたまるもんか」なんて思う方もいるかもしれません。でも、何か勘違いされてますね、きっと。私の勝手な解釈によると、「死ぬまでに、一回は、必ず読んでおこう」という意味じゃないかと思ってます。すいません、深見先生に聞いたわけではないので、適当に聞き流してください。

でも、たしかに15分でこの本は読めますので、ぎりぎり死ぬ前に読めないことも無いかな、なんて思います。


そして、肝心の内容なんですが、ワールドメイトの会員ならば、とても素晴らしいことが書いてあるとわかるのですが、霊界知識がまったく無い人が読むと、どうなのかなと、少し心配です。
「そんな心配しなくても、そういう人は、この本を読まないから心配ないよ」といわれそうですが、本当は、そういう人にこそ読んでもらいたいんですよ。
この本の中に書かれてる内容を、ちょっぴりでも覚えておいて亡くなった人と、知らないまま亡くなった人では、場合によっては雲泥の差となるからです。

「死んでしまったら、それで終わりなのに、何が違うっていうんだ」という人は、まあ、理屈はおいといて、ものは試しに立ち読みでもいいから読んでみて下さいね。

ある、ワールドメイト会員に言わせると、「大除霊」(深見先生の代表作のひとつ)のポイントを、中学生にもわかる平易な言葉で書かれている、ということです。「大除霊」は圧倒的な高いレベルの内容ですが、その霊が救われるポイントを、わかりやすく使いこなせるように書かれてます。
なんで、こんな見てきたように具体的なことが書けるのかと言えば、スェーデンボルグのように時を超えて霊界を見れる方だからです。


それから、これは深見先生のサービス精神でしょうか、古今東西の歴史上の有名なひとたちの臨終のときの言葉も、たくさん載っています。たとえばH.G.ウェルズは、「死ぬのに忙しいんでね」と言って、お亡くなりになったようです。こういう言葉を知るだけでも、けっこう楽しいです。楽しいというより、私も、いつかお洒落な言葉を残して死んでいこうと思いました。まだ、何十年も先の話しだと思ってますが。

最後になりますけど、今回の新書は、以前は美しい写真がたくさん載ってましたが、代わりに、深見先生の初期の頃の絵画が挿入されていました。ミニ画集的な、とてもきれいな本になってます。なので、つい買ってしまいました。持ってるのになぁー。