HANDA.TVでトニーブレアを見ました。


今月のHANDA.TVで、昨年9月に開催された世界オピニオンリーダーズサミットの様子が視聴できます。
去年の日経だったか、新聞でもかなり詳しい内容が掲載されていました。また、ワールドメイトの友人が見にいったので、話しをいろいろ聞きました。
でも、出演者本人が話してるのを動画で見ると、やっぱり全然違うなーって感じます。
内容も、ストンと頭に入ります。また、コメントのやりとりから盛り上がった雰囲気が伝わってきて、とてもいい感じです。

いくつか素晴らしいなーと思ったのは、まず、主役のトニーブレア氏の聡明なスピーチでした。やっぱり、その時代に大きな業績を残した人の話しは重みを感じます。胸に響いて来ますし、話す姿が自信にあふれた素晴らしいオーラに包まれています。

首相時代に北アイルランド問題の解決につとめて、アイルランドとの間に和平合意を結ぶことに成功しています。首相を退くと、イギリス国教会からカソリックに改宗したそうですが、そういう姿勢を持つ人だから、アイルランドとの和平交渉が上手くいったのかもしれないです。

それから、深見東州先生(主催者である半田晴久WSD総裁)の簡潔明瞭で的を得た解説にも驚きました。国際問題のポイントを、私のような人間にも理解できるレベルで、明快に話されます。ワールドメイトでの宗教的なお話も、論理明快でわかりやすいですが、ここでもまったく同じでした。なにか深見東州先生のお話のなかに、国際問題解決のヒントがたくさんある気がしました。現役の政治家さんたちは、よく話しを聞いて参考にしてほしいです。

もうひとつ、最後に感動したシーンがありました。深見東州先生がヤングリーダーズと呼んでありましたが、将来、世界を舞台に活躍するリーダーの育成を支援されているそうです。そこにはアジア、ヨーロッパ、アメリカと、さまざまな国から集まってきた有望な若い専門家たちがいました。

パシフィックフォーラムCSIS理事のラルフ・コッサ氏が、「次の世代のリーダーたちが、私たちの世代でおこした問題を、いつか必ず解決してくれると思います。彼らには、私たちの世代のような背負うものが何も無いから」と話していたのを聞いて、思わずなるほどと、ゾクッときました。
トニーブレア氏は、「アイルランド問題では過去のことに関しては何も解決してないし、解決できないから触れずに、今から先の未来だけを見て和平をすすめた」と言われていました。きっとその世代になると、そんな過去のことすらも背負って無い世代ですから、さまざまな困難な問題も、もっと楽に解決してくれるかもしれません。そんな期待を持ってしまいました。私も、その世代に入ってると思いますが、彼らを見ると、もっと勉強しなくてはと思います。